
輸入・小売業の
バギールジャパン(港区赤坂8)は6月27日、東京ミッドタウンにほど近い外苑東通り沿いに
スーツショップ「
BAGIR(バギール)」(六本木7、TEL 03-5787-7080)をオープンした。
同店では、衣料の製造・販売を手がける
バギール社(本社=イスラエル)のオリジナルブランド「
バギール」の商品を取扱う。独立店舗の展開は日本が初。
バギール社は大手デパートメントグループ「
ブルックスブラザーズ」や「
JCペニー」などのOEM生産を行っている。
ブランドは「着ていて楽しく・人に気持ち良く・環境に優しく」をコンセプトに
スーツを開発。機能性の高い
スーツが特徴で、右袖に「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」を収納できる「エアロフレックス」(78,750円~93,450円)をメーンに、「
iPod(アイポッド)」専用ポケットなどを備える「ミュージックスタイル」(88,000円)や、環境に配慮し、洗濯機での水洗いが可能なウール素材による「MWTD」(72,000円)などを販売する。年商目標は2億円。
店舗は「宇宙船」をイメージし、白を基調に展開。店舗面積は100平方メートルで、店内は商品在庫を見せるように管理する「ストックルーム」と開発中の商品を展示する「コンセプトルーム」に分かれる。開発中の商品は受注生産が可能。
営業時間は11時~20時。不定休。日本での今後の出店計画について広報担当者は「今後5年間で大阪や名古屋など4~5カ所や百貨店などに出店し、環境保全への意識が高い男性にアプローチしていく」と話している。
六本木経済新聞(7/6付)より